支援学校を訪問してきました

先日、支援学校を訪問し、先生方とお話をする機会がありました。主に知的障害の子供たちが通学していますが、卒業するのは18歳ですから、障害年金の請求をする2年前です。卒業時には、「20歳になったら障害年金の手続をするよう」お話はされているそうです。そして、先生方は、受給できることを前提に、就職指導をされているとのことです。将来、月65千円の障害年金とお給料を合わせて10万円あれば、なんとかやっていけるだろうと。支援学校では、中学から高等部の6年をかけて、仕事をしていくうえでの様々な訓練をされています。地域の中小企業での実習など、地域の協力も得て行っておられるそうです。ところが、20歳で受給できていない場合があり、その時点では、先生方の手から離れてしまっているとおっしゃていました。

重度の障害の方は、障害年金も受給しやすいのですが、なんとか就労ができるという軽度の障害の場合、認定されにくいのが現実です。本人の努力はもちろん、先生や地域の方々、ご家族、多くの方々から支援を受けて就労ができたところ、障害年金が受給できないというのは、憤りを感じます。

精神の障害に係るガイドラインでは、考慮すべき点に「就労」が、あげられています。どういった支援を受けて就労が可能となっているのか、的確に述べる必要があります。それには、支援学校での状況や、就労支援にあたっての支援者、PSWが持っておられる情報は、大変役に立ちます。先生や支援者の方々は、客観的に見ておられるので、ご家族が気づかないことに気が付いておられたりします。

 

これまでの日常生活や困りごとを、客観的な目で見てこられた先生やPSWと、法律を扱う私たち社労士が、それぞれの専門性を生かして一緒に障害年金支援に取り組むことが、今後、益々、必要だと実感しました。

 

 

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