障害年金の記事(東京新聞)

1月4日、5日と東京新聞で障害年金について報道されました。

 ・1月4日は。障害年金の審査を行う「認定医」の担当件数についてです。

 「認定医」の人数が都道府県によりばらつきがあり、一人当たりの担当件数が最も多い神奈川県と最少の鳥取県で約14倍の差があることがわかったと報じられています。

 

神奈川県は、認定医が4人しかおらず、一人当たり年間1154件を担当しているとのことです。認定医の確保が難しい地域が多く、認定医の負担が重い地域では審査が不十分になり公平な審査が行われない恐れがあります。この結果を、国は改善に役立てて欲しいものです。

 

1月5日の、障害基礎年金の更新についは、次のように報じられてます。

「障害基礎年金を受取っている人が、1~5年ごとの更新時に支給を打ち切られたり、金額を減らされたりするケースが20122013年度の4年間で6割増えていることが分かった。これは、日本年金機構が開示したデーターのうち、10年度以降の分がそろっていた群馬など8県について調べた結果、判明した。

 

障害年金は、一旦認定されたからといって、安心はできません。例外を除いて、多くの場合、一生涯もらい続けることが約束されているわけではありません。程度が変化する障害については、数年ごとに障害状態の確認はされるべきでしょう。しかし、障害のため職を失った方、仕事につけない方にとっては、生活を支える大切な年金であることも理解して欲しいものです。少なくとも、支給停止や減額となる場合は、詳しい理由の説明がなされてもよいのではないかと思います。

 

 

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